小さな靴あと　大人女性のささやかな読書会

読書会・小さな靴あとはオリジナル双六を制作しています。古典文学作品や阪神間の文学を題材に、楽しく遊びながら学べる
ツールとして読書会やイベントで活用し、好評を得ています。
双六のルールは誰にでも平等で簡単、幼稚園児からおばあさん世代まで、年齢層を越えて楽しく遊ぶことができます。加えて
多くの方が苦手意識を抱いている古典文学等を題材に選んでいますので、興味を持っていただく入口にもなっています。

　こちらは井原西鶴著の『好色一代男』双六です。
　源氏物語のパロディですので、源氏物語にちなんで物語も54章か
　らなっています。主人公世之介の7歳から60歳まで生涯が描かれ
　ています。双六にとても向いている作品でした。
　一話完結の物語を辿っていくと、世之介の人生を垣間見ることに
　なっていきます。手描きならではの温かい絵柄で、ユーモラスな
　世之介が、泣いたり、逃げたり、にんまりしたりする一コマ一コ
　マは楽しく、サイコロを振って遊ぶにぴったりの内容です。
　『好色一代男』の軽さとおかしみが、双六によって伝わってきそ
　うです。1枚の双六の中に世之介の人生がすっぽりと収まりまし
　た。スタンダードな双六です。

小さな靴あとオリジナル双六
西宮のむかし話双六

関西学院大学文学部教授森田雅也先生の著書、『西宮のむかし話』
を題材にした『西宮むかし話』双六。
地元のむかし話を題材にしました。皆さん、西宮にもこれだけたく
さんの昔話があるのかと驚かれます。
色鮮やかな背景に、絵コマと文字コマ（物語の一部）で、むかし話
がよく分かる仕上がりです。
コマ送りを指示しているのは文楽の黒子ならぬ、灰色子赤子です。
最終局面でふりだしに戻るが怖い、スリリングな楽しい双六。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

阪急阪神お洒落双六

　レトロなファッションに身を包んだ女の子たちが絵コマの主役。
　華やかな双六です。阪神間の文学をテーマに私鉄の阪急阪神線を
　辿りながら、文人、著書、関わりがあった場所や建造物などを駅
　ごとに網羅してみました。
　情報量が多いのでコマ送りが、少し難しいですが、実際の駅を巡
　る楽しさが溢れています。


　

　　印刷して切り抜いてください。
　　折りたたんでいけば三角錐のコマ
　　ができます。
　
　←クリックして印刷してください。


　全ての折り線を折り曲げてください。





































折り曲げていけば完成です。